”愛してる”を残す子ども写真のレシピ

recipe10 思い出に残る七五三写真の撮り方

今年の秋、七五三のお祝いをされる皆さん、おめでとうございます。
七五三は、可愛いわが子が「こんなに大きくなったんだなぁ」と感慨深いイベントですよね。今回は、そんな大切なイベントを写真で残す方法をお伝えします。

準備段階でチェックすること

1年前に息子の5歳のお祝いをしました。両親が上京するための日程調整、神社の祈祷の予約、会食の手配、自分や息子の着付けやヘアメイクなど、準備も当日も思っていた以上に大変でした。そして、こんなに準備に時間をかけても、その日の思い出を残すのは写真だけ。お祝いの行事を残す写真の大切さを改めて感じました。

まずは当日までの準備段階でのアドバイスをいくつか。

大きな神社は年間行事をチェック

大きな神社は七五三シーズンの土日祝日は大変混雑しています。特に特別な行事があると、敷地内を普通に歩くのも難しいくらいの混雑になることも。七五三のお参りをする日を決める際は、ホームページ等で年間行事を確認しましょう。

御祈祷中の撮影の可否を確認しておく

御祈祷中は撮影禁止の神社がほとんどですが、まれに御祈祷中も撮影可能な神社もありますので事前に確認してみてください。こちらの神社は平日で貸し切り状態だったこともあり、御祈祷中の写真が撮影できました。

予定を詰め過ぎない

慣れない着物での外出は、大人でもとても疲れます。小さなお子様ならなおのことです。

以前、3歳の女の子の七五三撮影をしたのですが、お参りの前に神社から離れた子ども写真スタジオで撮影をしてからいらっしゃいました。スタジオの撮影もかなり待たされたようで、神社に着いた時にはお子様は疲れ切っていて、全く笑顔が出ませんでした。お子様に負担がかからないよう無理のないスケジュールを立てましょう。

普段履きなれた靴を持参する

神社までは草履ではなく普段履きなれた靴をはいて、神社で履き替えるといいですよ。お参りの終盤には足が痛くなってしまうこともあるので、その時には履きなれた靴に履き替えさせてあげましょう。

集合写真撮影のポイント

この日のために、おじいさまやおばあさま・ご親戚が遠くからいらっしゃることも多いでしょう。家族・親戚揃っての集合写真はしっかりとおさえたいですね。

建物で構図を決めたあとに、被写体はもっと前へ

建物を背景にする場合、人物が建物の近くに立って写真を撮ると人物が小さくなってしまうことがあります。建物をどれくらい入れるかを決めて構図をきめたら、人物はカメラに近づきましょう。

まぶしくない場所で

神社の本殿は南向きが多いようです。

本殿を背景に写真を撮ろうとすると人物に太陽の光が当たる位置(順光)になり、天気が良い日には強い光が当たってまぶしい表情になったり、白っぽい洋服だと白飛びしたりします。人物に日陰に立ってもらうと、まぶしくなく・顔や洋服が白飛びしないで撮ることができます。

ただし、背景と日陰の明暗差が激しすぎると、背景が白飛びしてしまうことがあります。その場合は、フラッシュを使うと良いでしょう。たいていのカメラにフラッシュの「調光機能」がありますので、少し弱めにたけば、背景が白飛びせず、自然な感じでお顔が明るくなります。

単焦点レンズの場合、絞り値(F値)に注意

単焦点レンズのような、絞り値(F値)の小さいレンズの場合、絞りの数字を小さくして撮るとピントの合う範囲が狭くなり、集合写真で全員にピントが合わない恐れがあります。最低でも絞り値をF5.6~8くらいに設定してください。

横一列に並び、隙間を開けない

集合写真を撮るのに並んでもらう場合は、横一列に並んで前後の幅を狭くするようにしてください。ピントはカメラからの距離で合うので、前後に離れて並ぶと全員の顔にピントを合わせるのが難しくなります。

また、人と人との間に隙間があると、写真に撮った時にとても目立ちます。少し体を斜めにして、隣の人と隙間ができないように並んでもらうといいですよ。

シャッターを押してもらうとき

三脚の使用が禁止されている神社も多いようです。そこで家族全員の写真を撮るために誰かにシャッターをお願いする場合は、カメラのズームやその他の設定をして撮りたい構図で実際に1枚撮ってみること。カメラの設定を「シャッターを押すだけ」の状態にしたうえで、自分で撮った1枚を見せて「こんな風に撮りたいんです」と伝えると相手の方も撮りやすいです。

集合写真をおさえたら

お参りをして家族みんなの集合写真を撮ったら、お子さんと一緒に楽しみましょう。

リラックスした笑顔が一番!

話しかけたり、一緒に遊んだりして、リラックスした笑顔を引き出しましょう。

主役をひきたたせる・キラキラふんわり写真

背景を大きくぼかした、こんなポートレートも撮れるといいですね。

詳しくはレシピ6「ふんわりやさしいポートレートを撮るコツ」を読んでください。

絵馬は絵になる撮影スポット

絵馬がつるされている一角は、神社らしい雰囲気の写真が撮れます。ポイントは絵馬を背景に撮るのではなく、横から撮ること。前後の奥行きや空間の抜けが出て素敵な写真になりますよ。

絵馬を書くなら、書いている様子や書いた絵馬と一緒の写真も。いい思い出になります。

着物は後ろ姿もステキ

着物姿は後ろ姿もステキです。手をつないで歩く自然な後ろ姿も残しておきましょう。

子どもや家族が入らない、神社だけの写真も

アルバムを作るときのことを考えて、本殿や神社の建物のみ写真も撮っておくといいですよ。

七五三撮影のコツ、いかがでしたか? ぜひ実践してみてくださいね。お子様の七五三お祝いの日が良い天気に恵まれますように!

2015年10月16日更新

椎名トモミ カメラマン
カタチがなく目には見えない「幸せな空気」や「愛おしい気持ち」を写真で残すハッピーカメラマン。写真に写る人の「優しさ」を引き出すのが得意。2003年より一眼レフで写真を撮り始める… 続きを読む

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