”愛してる”を残す子ども写真のレシピ

recipe07 夏の思い出を残そう

いよいよ夏休みですね。家族で旅行の計画をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はお子様の楽しい夏の思い出を写真で残すための方法・アイデアをお伝えします。

水族館での子ども写真のポイント

暑い中、涼を求めて水族館に行く機会が増えるのでは。水族館の中は暗いので、写真を撮るのにちょっとしたコツが必要です。

ISO感度を上げる
水族館のような暗い場所ではカメラに十分な光を取りこむのが難しく、シャッタースピードが遅くなったり、暗い写真になったりします。ISO感度を上げる(数字を大きくする)と、カメラのセンサーが光に敏感になります。少しの光を沢山の光として感じることができるようになるため、暗い場所でも明るい写真が撮れるようになり、シャッタースピードを速くすることができます。

ISO感度を上げ過ぎると写真がざらざらした感じになってしまいますが、水族館の中はかなり暗いので、多少画質が悪くなっても思い切ってISO感度を上げるほうがいい場合もあります。カメラによって目に見えて画質が悪くなるISO感度は違うので、ご自身のカメラで試し撮りしてみてください。(今回の水族館写真は全てISO感度2000で撮影しました)
ISO感度について詳しくは、第4回「室内・暗いところでブレない写真が撮れる魔法の設定」へ
水槽のそばで撮る
水族館の中で明るい場所は水槽のあるところです。水槽から離れたところは真っ暗でも、水槽のそばで、顔を水槽のほうに向けていれば思いのほか明るく撮れる場合があります。水槽を背にするのではなく、水槽にお子様の顔を向けて撮ってみましょう。
絞り値はできるだけ小さく&明るいレンズを使う
暗い場所ではシャッタースピードが遅くなりがちなので、レンズの絞り値(F値)をできるだけ小さくして絞りを開けて、カメラにたくさん光が入るようにします。
絞りについて詳しくは、第2回「オートはダメなの?」へ

カメラとセットになっているズームレンズは、広角側と望遠側で一番小さい絞り値(開放F値)が変わります。多くのセットレンズが広角側で絞り値がF3.5、望遠側でF5.6なので、広角側(広く写る側)で撮りましょう。絞り値がもっと小さいレンズ(明るいレンズ)をお持ちの場合は、それを使うといいでしょう。

上の作例は絞り優先オート(A/Av)で撮影しました。絞り値を大きくすると、シャッタースピードが遅くなります。
フラッシュは弱めにして使う
水槽を背景に撮りたい場合は、フラッシュを使うときれいに撮れます。カメラについているフラッシュに、光の強さを調節できる機能(調光機能)が付いている場合は強さを少し弱め(マイナス)にして使ってみてください。不自然にならず、顔も明るく水槽もきれいに撮れます。

その際に、フラッシュの光が水槽に当たると水槽が光ってしまいます(中央)。お子さまの身体でフラッシュの光を隠すようにすると不自然な反射を防げます(右)。
※フラッシュの光に弱い魚がいるため、フラッシュ禁止でないことを確認して撮影してください。

旅の子ども写真にオススメの構図

旅行先で、きれいな景色と一緒にお子さんを撮るときにオススメの構図があります。

三分割構図
三分割構図とは、画面の縦横を3等分してその線が交わる4つの点のどこかに被写体をおく、という構図です。厳密に「3等分」にしなくても、撮りたいものを画面の真ん中でとらえてそれを少しずらせば三分割構図になり、バランスのいい安定した構図になります。

アルバムに入れるなら、こんな写真も

お子さまの写真を見返した時に「同じような写真ばかり」と感じる方は、無意識にお子様の顔のアップばかり撮っていませんか?1枚1枚は可愛く・よく撮れていても、あとからアルバムにしてみると全体的に単調な印象になります。アップで撮るだけでなく、少し引いて全体も撮ってみるといいですよ。

後ろ姿や横顔も撮ってみる
後ろ姿や横顔は、顔がはっきり見えない分「どんな表情をしているのかな?」と想像力をかきたて、ドラマチックな印象を与えます。子どもの可愛い笑顔を撮りたいのが親心ですが、あえて後ろ姿や横顔も撮ってみてください。
人物の入らない写真も撮ってみる
脱いだ靴と砂浜と海。人物は写っていませんが、この画面に見えないところで、親子で楽しく遊んでいる様子が想像できます。他にも泊まったホテルの部屋(荷物を広げる前に撮るのがポイント)や食べた料理の写真など、あとからアルバムにすることを考えて、いろんな写真を撮ってみてくださいね。

2015年7月14日更新

椎名トモミ カメラマン
カタチがなく目には見えない「幸せな空気」や「愛おしい気持ち」を写真で残すハッピーカメラマン。写真に写る人の「優しさ」を引き出すのが得意。2003年より一眼レフで写真を撮り始める… 続きを読む

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